愛子さまコロナ感染に見る「今の日本のコロナ感染状況」2025

天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが新型コロナウイルスに感染されたと、宮内庁が発表しました。

発熱や喉の痛みの症状があり、予定されていた滋賀訪問は取りやめに。現在は快方に向かっているとのことで、大きな心配はなさそうです。

コロナと聞くと、かつての“パンデミック期”を思い出す方も多いかもしれませんが、最近は重症例も減り、社会生活もほぼ通常に戻っています。

ただし、時折こうしたニュースが出るように「完全になくなったわけではない」のが現実。

季節性インフルエンザと同じように、身近な感染症の一つとして付き合っていく時代に入ってきたのかもしれません。


最近のコロナ感染について調査していきます。

ニュース:愛子さまがコロナ感染=滋賀訪問取りやめ―宮内庁

時事メディカル ニュース

宮内庁は2日、天皇、皇后両陛下の長女愛子さまが新型コロナウイルスに感染されたと発表した。5日から国民スポーツ大会で滋賀県を訪れる予定だったが取りやめる。
 同庁によると、愛子さまは日本赤十字社に出勤していた9月30日昼に38度台半ばの発熱と喉の痛みを訴えた。皇居・御所で同日午後と今月1日夜に検査を受けたところ、2度目の検査で感染が確認された。
 現在は平熱に戻ったが、せきもあり、5日までは自身の部屋で一人静かに過ごす。
 両陛下に症状はないが、4日から京都、大阪両府訪問を控えており、必要に応じて検査を受ける。
 側近によると、愛子さまは滋賀県訪問をとても楽しみにしていたが、取りやめとなったことを大変残念に思い、大会関係者や県民に申し訳なく思っているという。 (C)時事通信社

日本国内の状況 2025年9月まで

発生件数は?

グラフからも分かるように今年の夏は発生件数としては減少していました。流行しているとまでは言えないようです。

思えば、2021年東京オリンピックの行われていた夏はかなり流行っていましたね。

日本では、2023年5月に新型コロナを感染症法上「5類相当」に移行し、隔離義務・強制措置などはいくぶん緩和されています。

厚生労働省

それにしても、去年の冬はインフルエンザの発生件数がエラことになっていますね・・・・

厚生労働省資料

2025年4月までのデータしかありませんが、少なくとも昨年の新型コロナ感染死亡数より減少傾向です。

重症化リスクは少しずつ減少していると考えられます。

感染は落ち着いている今こそ、基本の予防を大切に

現在、新型コロナウイルスの感染状況は大きな波もなく、落ち着いて推移しています。

社会生活もほぼ通常に戻り、ニュースになるのは有名人や著名人の感染例といった、スポット的な話題が中心です。

こうした状況から「もう気にしなくてもいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。

しかし、風邪やインフルエンザと同じように、コロナも季節や環境によって感染が広がる可能性があることを忘れてはいけません。

特に基礎疾患のある方や高齢者にとっては、依然として注意が必要な感染症です。

日常でできる予防のポイント

難しいことを新しく始める必要はありません。むしろ「基本の徹底」が何より大切です。

  • 手洗い・手指衛生:外出後や食事前には石けんでの手洗い、またはアルコール消毒を。
  • 換気:室内に人が集まるときは、窓を開けて空気を入れ替えましょう。
  • マスクの使い分け:人混みや体調がすぐれないときはマスクを活用。普段は無理に着ける必要はありません。
  • 休養・栄養:睡眠不足や疲労は感染症にかかりやすくするため、生活リズムを整えることが大切です。

インフルエンザにも注意を

秋から冬にかけては、コロナだけでなく インフルエンザの流行 も重なりやすい時期です。両方のウイルスが同時に流行すると、医療機関が混雑したり、診断・治療が難しくなることもあります。

そのため、インフルエンザワクチンの接種も含めて、「自分と周囲を守るための予防」 を意識することが勧められています。

まとめ

新型コロナは社会に大きな影響を与えた感染症ですが、今では私たちの日常の中で「身近な病気」として扱われる段階に入っています。

感染状況は落ち着いているものの、季節によって波が訪れることもあり、基本的な予防や体調管理はこれからも大切です。

また、インフルエンザとの同時流行にも気をつけて、無理のない範囲で備えていきましょう。

そして何よりも、今回感染が報じられた愛子さまが一日も早く回復され、また元気な姿を見せてくださることを心からお祈りいたします。

KOY

KOYブログ記事:インフルエンザ流行?2025秋ワクチン接種2025