【2026年3月第2週最新】インフルエンザ感染者数は4週連続減少も警報レベル継続

インフルエンザの感染者数が4週連続で減少しています。

しかし、警報レベルの超過は16週連続で続いており、まだまだ安心はできません。

この記事では、2026年3月13日に厚生労働省が発表した最新データをもとに、感染者数の推移・今シーズンの特徴・今すぐできる対策をわかりやすく解説します。

インフルエンザ最新データ(2026年第10週:3月2日〜8日)

厚生労働省が3月13日に発表した最新のインフルエンザ発生状況をまとめます。

感染者数は4週連続で減少

**定点当たり報告数**:約15人(前週:22.66人)

**前週比**:約0.66倍

**推定患者報告数**:約5万8,000人(前週:約8万7,000人)

**減少傾向**:第6週(2月2日〜8日)のピーク43.34人から**4週連続で減少**

第6週に定点当たり43.34人と今シーズン第2波のピークを記録して以降、第7週41.44人→第8週34.54人→第9週22.66人→第10週と、着実に減少が続いています。

それでも警報レベルは16週連続で超過

減少しているとはいえ、全国的にはまだ警報レベルを超える保健所管内が多く残っており、**16週連続**で警報レベルの状態が続いています。

学校の学級閉鎖・学年閉鎖も依然として859施設で報告されており、流行が完全に終息したとはいえない状況です。

【グラフ】2025-2026シーズン 感染者数の推移

▼ 2025-2026シーズン 全国の定点当たり報告数の推移**

| 週 | 期間 | 定点当たり(人) | 備考 |

|—|—|—|—|

| 第39週 | 9/22〜28 | 1.04 | 流行開始 |

| 第43週 | 10/20〜26 | 約14 | 急増中 |

| **第47週** | **11/17〜23** | **51.12** | **第1波ピーク(A型)** |

| 第49週 | 12/1〜7 | 38.51 | |

| 第51週 | 12/15〜21 | 32.73 | |

| 第52週 | 12/22〜28 | 約22 | 年末で減少 |

| 第2週 | 1/5〜11 | 約8.5 | 谷間 |

| 第3週 | 1/12〜18 | 11.33 | 再上昇開始 |

| 第5週 | 1/26〜2/1 | 30.03 | 警報レベル再突破 |

| **第6週** | **2/2〜8** | **43.34** | **第2波ピーク(B型)** |

| 第8週 | 2/16〜22 | 34.54 | 約13万人 |

| 第9週 | 2/23〜3/1 | 22.66 | 約8.7万人 |

| 第10週 | 3/2〜8 | 約15 | 約5.8万人(推計) |

今シーズンは**A型(11月ピーク)→B型(2月ピーク)**の2波構造という異例のパターンとなっています。

今シーズンの3つの特徴

特徴①:史上初の「1シーズン2度の警報」

2025-2026シーズンは、**統計開始以来初めて1シーズンに2度の流行警報**が発令されました。

**第1波(11月)**:A型インフルエンザが猛威。第47週に定点当たり51.12人とシーズン最高を記録

**第2波(2月)**:B型インフルエンザが主流となり、第6週に定点当たり43.34人まで上昇

例年は1つの大きな流行ピークで終わるところ、今年は2回の大きな山が来るという異例の展開でした。

特徴②:B型インフルエンザの猛威

1月下旬以降、検出されるインフルエンザウイルスの**約9割がB型**を占めています。

B型にはA型と比べて以下の特徴があります。

**発熱期間が長い**:平均4.3日(A型は3.7日)

**消化器症状が多い**:嘔吐・下痢などの症状が出やすい

**抗インフルエンザ薬が効きにくい**:解熱までに時間がかかる傾向

特徴③:A型に感染してもB型は防げない

A型とB型の間には**交差免疫がありません**

つまり、11月にA型にかかった人でも、B型に再び感染するリスクがあります。実際に、今シーズンは1シーズンに2度インフルエンザにかかったという報告が相次いでいます。

3月中に油断できない3つの理由

感染者数は減少傾向にありますが、**3月中は引き続き注意が必要**です。その理由を解説します。

理由①:依然として警報レベルが続いている

16週連続で警報レベルを超えており、流行は完全には収束していません。特に一部の地域では依然として高い水準が続いています。

理由②:B型は例年3月下旬まで流行する

B型インフルエンザは**A型よりも流行期間が長い**のが特徴です。例年、B型は3月下旬〜4月初旬まで散発的に流行が続くケースが多く見られます。

理由③:年度末の疲労・イベントで感染リスクが高まる

3月は卒業式・送別会・引っ越し・年度末の繁忙期など、人が集まる機会が増える時期です。疲労による免疫力の低下と合わせて、感染リスクが高まります。

今すぐできるインフルエンザ対策5選

① こまめな手洗い・手指消毒

基本中の基本ですが、最も効果的な予防法です。外出先から帰ったとき、食事前には必ず石けんで手を洗いましょう。

② マスクの着用

人混みや室内の密閉空間では、不織布マスクの着用が有効です。特に体調がすぐれないときは積極的に着用を。

メルカリ

③ 十分な睡眠と栄養バランス

免疫力を維持するために、1日7時間以上の睡眠を心がけましょう。ビタミンCやタンパク質を意識的に摂取することも大切です。

④ 室内の換気と湿度管理

インフルエンザウイルスは乾燥した環境を好みます。**湿度50〜60%**を目安に加湿し、1時間に1回は換気を行いましょう。

⑤ 体調不良時は早めに受診

発熱・倦怠感・関節痛などの症状が出たら、早めに医療機関を受診しましょう。特にB型は消化器症状(嘔吐・下痢)を伴うケースが多いので、これらの症状にも注意してください。

まとめ

最後に、今回のポイントをまとめます。

– インフルエンザ感染者数は**4週連続で減少**しているが、**警報レベルは16週連続**で超過中

– 今シーズンは**A型→B型の2波構造**という史上初のパターン

– B型は発熱が長い・消化器症状が出やすいという特徴がある

3月中は年度末イベントや疲労で感染リスクが高まるため油断は禁物

手洗い・マスク・睡眠・換気・早めの受診で引き続き予防を

感染者数は減少傾向にありますが、完全な終息にはまだ時間がかかりそうです。3月いっぱいは基本的な感染対策を継続し、体調管理に気をつけて過ごしましょう。

参考資料

– [厚生労働省「インフルエンザに関する報道発表資料(2025/2026シーズン)」]

– [厚生労働省「インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数の推移」]

– [東京都感染症情報センター「インフルエンザの流行状況」]

– [国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト]

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