千葉中央メディカルセンターの医師刺傷事件を受けて:なぜ“医療現場の安全”が今問われているのか?

こんにちは。

また恐ろしいニュースが飛び込んできました。

事件について紹介していきます。

参考サイト:Yahoo!

① 事件の概要

2025年6月5日午前、千葉市中央区の千葉中央メディカルセンターで衝撃的な事件が発生しました。

外来診察の最中、男性医師(消化器内科医、53歳)が患者と見られる高齢男性から刃物で首を刺され、重傷を負いました。

事件は診療中の医療機関内で起こったもので、地域医療に従事する関係者に大きな衝撃を与えています。

(事件現場となった外来)

【時系列】

  • 午前11時頃
    千葉市若葉区の千葉中央メディカルセンターで「病院内で患者が医師を刺した」と119番通報があり、警察と救急が現場に急行。現場は外来の診察室内だったとされます。

  • その場で容疑者確保
    犯行に及んだのは、同病院に通院していたとされる75歳の男性。病院に強い不満を持っていたとされ、刃物を使って首を狙って刺したと供述。現行犯で逮捕され、「殺すつもりだった」と話しているとのことです。
    男性医師は首や右手にケガをして別の病院に搬送されましたが、会話はできており命に別条はないということです。

  • その後の警察発表
    容疑者は病院への不満など、背景に何らかのトラブルがあった可能性が指摘されていますが、詳細な動機については現在も調査中です。

② 事件現場

現場は千葉市若葉区にある千葉メディカルセンター(旧加曽利病院)

現場は千葉駅からも、犯人の住んでいる祐光からも少し距離がありますね、

千葉中央メディカルセンター 消化器内科の診察室ということですが、

診察中はパソコンのカルテを見ることも多く、狙うタイミングを計っていたと思います。

また、そのような状況なので場合によっては医師は避ける暇もなかった可能性も考えられます。

③ 犯人について

犯人は千葉市在住の無職・野辺福義容疑者(75)

SNS上での野辺容疑者に関する情報は、現在のところ確認されていません。

ネット上に写真も見当たりませんでした。

  • 名前:野辺福義
  • 年齢:75歳
  • 職業:無職
  • 住所:千葉県千葉市中央区祐光
    それ以降は不明
  • SNS:情報なし

これから警察の調べで情報が出てくると考えられます。

④ 動機について

野辺容疑者は「左首を狙って突き刺した」と容疑を認めた上で、「病院に恨みがあった」という趣旨の供述をしているということです。

これから警察の取り調べで徐々に明らかになると考えられます。

⑤ 刺された医師は誰!?

消化器内科の診察室で起きたようです。

病院のHPから消化器内科の紹介ページにいってみました。

参考サイト:FNN

53歳の方は誰でしょうか。

心が痛む事件なので、正確な情報が入るまで予測はやめておきます。

命の別状はないということですが、心身ともにしっかりと回復されることをお祈りいたします。

まとめ

以上は現時点で分かる範囲での事件の内容になります。

患者様と良好な関係を築くことはとても大事です。

しかし、私たち医師も人間であり、なかなかうまく行かない時もあります。

患者様も医師も、お互い人間的には良い人なのに病気の治りが悪いとやはり人間関係に響いてくる時もあります。

医師も色々な人がいて、性格悪いと感じる人もいるし、”神”と呼ばれるようないい人もいます。

患者様も色んな人がいます。

病院はお金がかかるし、とてつもない時間またされるし、ストレスを与えてしまします。

しかし、きっかけがあるとしても、どんなことがあっても人を傷つけることは許されません。

このような事件が2度とないことを祈っております。

KOY

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